カイロで健康

扁平足用足底板

扁平足用足底板 で膝痛になった症例です。

扁平足用足底板の使用

■はじめに

50歳代、女性、コンビニ立ち仕事
膝が痛くて、立っていられなくなってきた。
肩と腰も診てほしい。

・症状と結果

うつむき時、左足が短く、骨盤を調整。
骨盤を調整したが、まだ左足が短く、仙骨を調整。
首の1番、背中の3番、腰の1番3番を調整。

足を診ると、膝下の筋肉が、筋張っている。
それも、細長く、両足に生じている。
足の外側の腓骨が、動きが悪い。
膝、足首を両足共、バキバキ音と共に動きが改善。
腓骨の動きも回復している。
足腰、肩を中心に、筋肉調整。

5日後、2回目、2日前まで、ガクカクしていた膝が昨日に気にならないほど、良くなって来た。
予約してあったので、もう一度診ておいてほしい。

膝を調整時、左膝が、コキっと動き、右膝は動きもよく大丈夫。
体、全体を調整して、帰りには、立ち上がり、歩行も大丈夫。

・あとがき

膝下の筋張りで、話していると、
扁平足用の足底板を、1ヶ月前から使ってからかな?
土踏まずが、盛り上がっているようで、合わなかったようです。

メルマガ 1134号

足の関節を考察

足底板を使用を考察

膝関節の両側(内側・外側)の痛み、腓骨関節もズレている点に着目し
O脚、x脚の2つ予想しました。

足底の外旋が、その角度のまま膝下が広がると
足が、O脚になり膝の内側半月板を中心に痛めたと考えました。

足底の外旋を、補完するように、膝下が内転して x脚の状態になり
膝の半月板、内側は開、外側は圧縮されて、痛めたと考えました。

後方から写真を撮った結果

足底の内側半分を 5mm上げてみました。
足底は外旋し膝下全体が足関節に合わせて、そのまま外側に開いていました。
この時、O脚、x脚ではなく膝上は、動いていませんでした。
膝上が動いていないのに、膝下が開いているので、膝上に対して
膝関節の下側が、横にずれているのが、見られました。
そのため、膝関節の両側、さらに腓骨関節も引きずられ、痛めたと考えられます。


椅子に座って見た扁平足

扁平足・土踏まずの足底板について

椅子に座って足を組んだ状態で、足の裏を見た時、
自然な土踏まずの高さまでは、足底板で支えても大丈夫です。

この自然な状態で、扁平足の場合

土踏まずを作ろうと無理に矯正することは、
足に負担をかけて、腰や足に痛みを出したり、
関節や骨の変形を引き起こす可能性がありますので気をつけましょう。

無理な矯正は、体へ負担になりますので気をつけましょう。

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